漢文の勉強法

漢文の参考書で確実に成績を上げる勉強法とは

漢文の勉強方法について考えてみましょう。
受験の話で結構ある話として、「この大学は漢文が出るから受検するのを諦めよう…」
そんな言葉を聞きます。
しかし、これは非常にもったいないことです。
漢文は本気でやれば、対策の仕方次第では1ヶ月かからずに終えることができます。
覚える量も非常に少ないため、“食わず嫌い”はもったいないです。
漢文の場合、必要のないことはやらないで、良い漢文の参考書をしっかりとやることです。

漢文の勉強法について

1.漢字の意味に引っ張られないように!

漢文で内容を読み違える場合には、文中に出てくる感じを普段使用している意味で読んでしまうことがよくあります。
ここが多くの受験生の引っかかる罠です。
日本語と違って漢文には、ひらがなやカタカナ、送り仮名がないので、当て字のような使われ方をする場合も多々あります。
基本的には音読を行い、ひらがなで読んだうえで内容に合う漢字を自力であてはめていきましょう。
漢字しかない文章だということに注意を払って読むようにしてください。

2.文法問題の選択肢はその通りに書き下し文にして読んでみよう!

センターでも毎回出る書き下し文の問題は苦手とする人が非常に多い問題ですが、
解き方がちゃんとわかっていればそれほど難しい問題ではありません。
解き方の手順は

句法が正しく使われている選択肢に絞る
残った選択肢を返り点通りに書き下し文にしてみる

これだけです。
書き下し文にして読んでみると、意味が通るものはほぼ一択になります。
まずは句法をしっかり覚えて、選択肢を切れるようにしましょう。

3.選択肢や注釈は重大なヒント!

漢文は古文とと同じく、最小限の努力で読めるようにするためには、周辺の情報を使いこなすことが重要となります。
センターなどの選択肢問題では、注釈や選択肢から読み取れる情報が非常に多いため、自力で訳さなくても内容がかなりわかるようになっています。
もちろん選択肢であれば間違っている部分もあるので、使える情報と使ってはいけない情報を見極める必要がありますが、
うまく使えれば内容が半分程度しか自力で訳せなくても、問題が解けるまでの読解ができるようになります。
以上の事を注意しながら武田塾の漢文参考書ルートを進めて、一冊ずつ完璧にしていけば、漢文対策がしっかりできます。

受験相談の問い合わせ
受験相談の問い合わせ

記事カテゴリー一覧

逆転合格を続出させる武田塾の勉強法を大公開!
志望校決定から入試当日までこの順番で勉強して、合格を勝ち取ろう!

  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!